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ドローン業界ニュース

2020-03-30

ブルーイノベーション、狭小ガス管内でも点検可能に

ブルーイノベーション株式会社は、日鉄環境プラントソリューションズ株式会社が維持管理を受託しているさいたま市桜環境センターの溶融炉、除塵機、減温塔などの設備内において、球体ドローンや「ELIOS」および「ELIOS2」による点検作業を実施し、これまで人が入れなかった発生ガス管においても、耐火材の剥がれやクリンカの付着状況を確認する事ができたと発表した。今まで足場を建てて点検員が確認してきた場所での新たな点検手法として、容易にかつ安全に作業が可能である。

2018年6月からプラント、発電所、大型の工事等を中心に約100現場近くの屋内施設で狭小空間での点検作業に最適なELIOSの導入を進めてきた。2020年1月に軍用した岩手県内の施設では、粉塵過多の環境下だったが、ELIOS2の粉塵最適ライン等の新機能により内部の状態を鮮明に確認できたという。

ブルーイノベーションは、今後も暗所や粉塵過多や有害物質が在る場所、耐火材の落下懸念が予想される場所等において、より効率的で安全な、ドローンによる点検ソリューションを展開するとしている。


コメント

近年、加速を続けるドローン業界ですが、球体型ドローンの登場により、ガス管内のような狭小部でも飛行可能になったことに驚きました。

弊社では最新鋭の外壁調査用赤外線カメラ搭載ドローンを導入致しております。
業種は違えど、企業がドローンを導入する目的として「作業をどう安全に・簡単に行うか」がテーマになっていますね。

建築業界に限らず社会全体が人手不足、作業効率の向上に悩まされる今日、ドローンが社会に馴染んできてるのがわかります。
今後どのようなドローンが私たちの仕事、生活に溶け込んでくるのかとても楽しみです。