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ドローン業界ニュース

2022-06-30

建設業にドローン活用広がり/幕張メッセで展示会、メーカー各社がPR


 建設業でドローンの活用が広がっている。ドローンに関する展示会「第7回ジャパン・ドローン」が21日、千葉市美浜区の幕張メッセで開幕した。ドローンメーカー各社が最新の実機を出展し、飛行のデモンストレーションを実施。測量や施設管理に活用し、作業の安全確保と効率化に貢献するなどとアピールしている。主催は無人航空機の市場創造支援などに取り組む日本UAS産業振興協議会(JUIDA、理事長・鈴木真二東京大学名誉教授)。会期は23日まで。
 
 ブルーイノベーション(東京都文京区、熊田貴之社長兼最高経営責任者〈CEO〉)は今夏に発売予定の最新ドローン「ELIOS3」の実機を展示。映像をリアルタイムで3Dデータ化する屋内ドローンで、プラントや工場の点検に用いるなど、持続可能な運営に役立ててもらう。デモ飛行では搭載されたカメラに写る映像を来場者に見せ楽しませた。
 
 「空飛ぶクルマ」の実現に向けたドローンポート開発の内容も注目を集めた。ブルーイノベーションのほか、国土交通省や東京大学、IHIなどとの共同研究を紹介している。
 
 映像をリアルタイムに共有する技術も紹介。セーフィー(同品川区、佐渡島隆平社長兼CEO)は、クラウド録画サービス「Safie」やリアルタイム映像伝送・統合管理ソリューションのほか、ウエアラブルカメラも展示している。
 
 建設関連企業では長大や西武建設などが出展。長大は「空飛ぶクルマ」事業をパネル展示し、事業フェーズや同社が持つ技術の活用事例を紹介した。西武建設は東京理科大学らと取り組むRC造建築物の劣化診断調査用ドローンを実機で展示した。ミラテクドローン(同品川区、佐々木康之社長)のインフラ点検ドローンも西武建設ブース内で来場者にアピールした。国産ドローンのセキュリティー面の強みを説明した。
 
 KDDIやソフトバンクも出展した。ソフトバンクはドローンを軸とした鉄塔のさびの検知など画像処理の技術を紹介した。

コメント

今年で第7回目となる「ジャパン・ドローン」ですが、過去最大となった「第4回ジャパン・ドローン」の来場者数1万4861人を超え、今年はなんと1万7021人もの来場者が訪れました。出展社数は187組とのこと。

コロナ禍にも関わらず来場者数は過去最高を記録し、ドローン業界の盛り上がりが伝わってきますね。

弊社は去年からジャパンドローンに臨場し、様々な分野でのドローンに対する熱を生で感じておりますが、
特に盛り上がりを感じたのは、ソニー製ドローン「Airpeak S1」やDJI製ドローン「Matrice 30」をはじめとした新型ドローンの数々でした。新型のドローンを生で見て知れるのもジャパンドローンの醍醐味の1つですね。

毎年開催される予定のイベントで、来年は2023年6月26日(月)~28日(水)幕張メッセで開催される予定です。
来年も、どのような性能の機体が出展されるのか、どのような調査方法があるのかなどに注目し参加したいと思います。