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ドローン業界ニュース

2025-07-31

2025年7月AIドローンニュース ―AIが厳選した国内ドローン最新トピック集―


<NEWS 1|閉鎖空間を安定ホバリング> 非GNSS環境下での安定飛行を実現!『Rangle micro2』にホバリングアシスト機能を新搭載


【技術/製品】
閉鎖空間点検の操作負担を軽減。国産で保守安心、価格次第で普及に弾み。


DRONE SPORTSは国産点検ドローン『Rangle micro2』にGNSS不要の「ホバリングアシスト」を追加発表。屋内・地下で高度を最大6m自動保持し、操縦レベル別3モードで安全と操作性を大幅向上。LED付き可変カメラとの併用で狭所映像取得を効率化し、老朽インフラ点検の省人化と精度を高める。


https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000103.000033439.html




<NEWS 2|離島清掃を空輸革新> ドローンによる海洋ゴミの移送フライトを実施、1時間で約500kgの回収に成功:鹿児島県・沖永良部島


【社会活用/産業応用】
重労働を無人化し環境保全強化。離島清掃の定常化と地域観光効果にも期待。


鹿児島県沖永良部島で日本ドローンビジネスサポート協会が40kg積載のDJI Flycart30を用い海洋ゴミ回収デモを実施。崖上‐海岸間20m高低差・200mを20往復し、1時間で約500kgを搬送。危険な人力運搬を無人化し、安全と効率を両立、離島の環境保全に新たな選択肢を示した。


https://drone.jp/news/20250716130752117308.html




<NEWS 3|下水道点検の新常識> ブルーイノベーション、奈良市にてELIOS 3を活用した下水道管渠内調査を実施


【社会活用/産業応用】
危険な下水点検を短時間で完了。自治体連携が進めば全国展開へ弾み、費用対効果も注目。


ブルーイノベーションは奈良市の下水道改築工事で球体ドローンELIOS 3を用いた県内初の管渠調査を実施。GPS不感な閉鎖空間40mを15分で飛行し、映像と3Dデータをリアルタイム可視化。SLAM技術により安定飛行し、Inspectorで異常箇所を即時特定。人力点検比で安全性と時間を大幅削減した。


https://drone.jp/news/20250725151325117767.html




<NEWS 4|水難救助を空から支援> ドローンで捜索・遭難者を発見…夏のレジャーシーズンを前に消防や警察が合同で水難救助訓練


【事故・安全】
ドローン索敵の即応性を実証。夜間運用や救命具投下など拡張検討に弾み。


石川県かほく市消防本部と県警など約20名が合同で水難救助訓練を実施。想定事故で消防ボートが1人を救助し、ドローンが沖合300mの行方不明者を上空から発見し位置誘導。レジャーシーズンを前に機関連携と索敵速度を検証し、夏期海難の迅速対応力を高めた。


https://www.fnn.jp/articles/-/901428




<NEWS 5|ドローンショー安全標準化> ドローンショーの安全運用へ「ドローンショー運営ガイドライン」第1版を作成


【法規制/政策】
業界自律で安全基準策定。行政連携で制度化進め、イベント信頼性向上と海外案件誘致も狙う。


日本ドローンショー協会は、多数機編隊が増える夜間演出の安全確保へ『ドローンショー運営ガイドライン』第1版を策定。会場調査、飛行・保安エリア設計、機材点検、緊急体制などを体系化し、国交省と整合も確認。7月28日から会員公開し標準化を推進。


https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000147407.html




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コメント>
7月は、非GNSS下での安定飛行や閉鎖空間点検、離島での海洋ゴミ回収など、特殊環境向けソリューションが目立ちました。一方でドローンショーの運営基準や水難救助訓練など安全管理面の取り組みも加速。技術革新とリスク対策が同時進行し、市場拡大と社会受容を両立させる動きがより鮮明になった月です。