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ドローン業界ニュース
2025年12月AIドローンニュース ―AIが厳選した国内ドローン最新トピック集―
<NEWS 1|許可・承認が“国家資格・機体認証”前提へ> 【2025年12月最新】「無人航空機 飛行許可・承認の審査要領」の改正をズバリ解説
【法規制/政策】
申請の“優遇ルート”終了で、運航体制の再設計が急務に。
バウンダリ行政書士法人が、12/18施行のカテゴリⅡ「審査要領」改正ポイントを整理して解説しました。これまで一部省略が可能だった「航空局HP掲載機」や「同掲載講習団体の民間資格」による優遇運用が見直され、今後は型式認証・機体認証、国家資格(無人航空機操縦者技能証明)などを前提に、DIPS2.0での申請実務が変わる点が要旨です。運航側は“書類対応”に留まらず、機体要件・教育・記録(証跡)まで含めた標準化が求められます。
https://boundary.or.jp/aboutdrone/rule/4160/
<NEWS 2|ドローンドックで“毎日の見守り”を現実に> ドローンを活用した通学路安全見守り事業(千葉県 東庄町)
【事故・安全/自治体施策】
定常運用のノウハウが、他自治体展開の鍵になります。
千葉県東庄町が、町保有のドローン(DJI Matrice 4)とドローンドック(DJI Dock 3)を活用し、児童生徒の安全見守りに取り組みます。まずフェーズ1として学校敷地内で、安全性や運用体制(飛行頻度、監視手順、緊急時対応など)を検証し、将来的に通学路へ段階的に範囲を広げる計画です。ドローンドックの強みである「定点・自動・継続」を日常領域に持ち込む試みで、地域受容性や体制設計の“型”づくりが注目点です。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000131865.html
<NEWS 3|変電所点検が“巡回から自動化”へ> Skydio Dock for X10で自動巡視点検を実証(KDDIスマートドローン×四国電力送配電)
【社会活用/産業応用】
ドック×自動飛行が、点検の省人化を現場レベルで押し上げます。
KDDIスマートドローンと四国電力送配電が、香川県の讃岐変電所で自動充電ポート付き「Skydio Dock for X10」を用いた自動巡視点検を実証しました。変電所は構内が複雑で電波環境・安全確保も難しい領域ですが、飛行ルートの工夫などにより安定した自動飛行と、設備・計器類の自動撮影が可能であることを確認。点検の省人化・効率化に向けた運用知見を獲得したとしています。次は、検知精度(異常兆候の拾い上げ)と、保全業務フローへの組み込みが焦点になりそうです。
https://kddi.smartdrone.co.jp/release/10310/
<NEWS 4|“空の次”は海中へ> FullDepth:シリーズDで総額9.5億円の資金調達を完了
【ビジネス/市場動向】
水中インフラDXが加速し、AUV化が競争軸になっていきます。
国産水中ドローンを手がけるFullDepthが、シリーズDで総額9.5億円の資金調達を完了したと発表しました。水中インフラの点検・調査は人手とコストがかかり、安全面の課題も大きい領域です。同社は、水中インフラのデジタル化を進めるとともに、将来の自動化・自律化(AUV化)に向けた研究開発を加速するとしています。空のドローンで進んだ「省人化→自動化」の流れが水中にも波及する形で、公共インフラ保全やエネルギー分野での実装期待が高まります。
https://fulldepth.co.jp/news/300
<NEWS 5|“測って、再現して、認証を速くする”> 東京大学とドローン性能計測技術の共同研究を開始(ASTOM R&D×東大)
【技術/研究開発】
計測データ起点のモデル化が、開発と審査の両方を効率化します。
ASTOM R&D社と東京大学が、ドローンの性能計測システムおよびドローンシミュレーターの共同研究を開始しました。実機の飛行・挙動データを精密に計測し、その結果をもとに機体の高精度モデル化を進めることで、設計段階から仮想環境で性能・安全性を検証する“フロントローディング”を狙います。さらに、審査・認証に必要な説明や試験の効率化(再現性ある根拠提示)にもつなげる方針です。国産機や新規機体の事業化では「評価の仕組み」自体がボトルネックになりがちなため、基盤技術として注目されます。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000078688.html
<コメント>
許可・承認の審査要領改正により、DIPS申請は国家資格・機体認証を軸に運用を組み直す流れが強まりました。点検ではドローンドックによる自動巡視が現場適用に近づき、自治体は通学路見守りなど“日常領域”へ拡大。研究面では計測×シミュレーションで認証効率化を狙う動きが目立ちます。